Forrest Gump

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なんと面白い映画なのかと。共感の声を聴きたくて、ネット上で検索したところ、「フォレストガンプ 胸糞」「フォレストガンプ 嫌い」といった検索変換が出てきた。

驚き。

感動ポルノだ、障害者への配慮が足りない、ジニーが好きではない。

ガンプのまっすぐな人生の生き様にほれ込み、夢中にこの映画を見ていた私とは少し異なる感想だった。

様々な感情に出会うために映画を見ている。感動するものは素直に感動したい。自分がもしガンプと同じ境遇だとしたら、この映画はとても励みになるものではないかとも思ってしまう。

ジニーについて、好きではない、このヒロインではなければと思ってしまう気持ちは少しだけわかる。そんな人に。もう一度、ジニーの視点に立ってみてみてほしいと思う。

幼少期のジニーは父親から虐待をうけていた。そのため、愛を受けたことがなかった。まっすぐな愛情を向けてくるガンプに向き合うのは難しかったのではないか。そのように考えてみてほしい。一般家庭のお嬢様との恋愛ではなく、虐待を受けていたジニーをヒロインにしたのはそこだと思う。

ジニーとガンプの周りの人間との関係性も、愛のとらえ方が表していると思う。ババやダン小隊長、そして母親。人に愛を与えたガンプは悲劇こそあるものの、人に囲まれて生きていた。一方ジニーは言わずもがな。すぐに周りの人間は変わってしまう。

幼少期にどれだけ愛を与えられたかが、こんなにも人生に影響してしまう。二人の人生を隔てた大きな理由はそこにあると思う。

ガンプのように、まっすぐに生きること。この映画から誰もが学ぶこと。そしてもう一つ。愛を与えられる人間になること。友人や恋人にはもちろん。自分の子ができた時にはとびきりの愛を。

私はこの映画からこのような教訓を得ました。

皆さんが何を感じたか、ぜひ聞かせてください。

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